iPod classicの交換をしてもらった

先日のことですが、iPod classicのイヤホンジャックから音が出なくなり(R側だけ)、一時的にアルミホイルをイヤホンジャックに詰めて対処していたのですが、やはり音の悪さと(直挿しの音質なんて、と言った話ですが、やっぱりアルミホイルなんて噛ませてたらヒドいものです)、直接見えるわけではないけれども、心象的な居心地の悪さと、せっかくなら新しくしたい、との思いが重なり合い交換対応をしてもらうことに。

オンラインでサポートを申請してAppleにお願いするのですが、今回はせっかくなので郵送ではなく、Appleの直営店で行われている対人サービスを申し込んでみました。
直営店舗は日本に両手で数えられるくらいしかないらしいのですが、今回はApple Store Shibuyaに行きました。
Genius Barの予約を取ってからでないと対応してくれないので注意が必要です。いきなり殴りこんでこれ直してくれとか言っても高貴な視線に圧殺されておしまいです。

さて、いざ店舗に到着し、藁にもすがる思いでGenius Barに駆け込むと、まずiPadを持ったスタッフの方に呼び止められます。
予約しているので、そのスタッフの方に自分の名前を確認してもらって、用件を伝えて順番待ちをします。予約したのは平日の真っ昼間でしたが、相当人が居たように思います。
順番が来ると担当のスタッフの方とともにテーブルに。Barとは言ったものの、椅子などはなく、レジスターとか色々ついた見た目からは想像もつかないような機能に溢れた木のテーブルに案内されます。

ここからやっと本題に入ります。
とりあえずイヤホンジャックから音が出ないんだよこのやろうという趣旨を説明。伝わったのか、イヤホンとMBAが登場します。
スタッフさんが「まずは症状の確認をさせていただきます」とおっしゃるので、的確なポイントで止めておいた紅蓮の弓矢を再生してもらいました。ここまで計画通りです(なんの利益もない)。
決死の仕込みにも関わらず、「確かに右だけ聞こえないですね~」とひとこと。そこですかざず「そんなことは知ってるんだよ!だから早く交換機をよこしてくれ!イェーガー!」…とは言わず、真剣な顔で頷きます。

このくだりを続けても特に面白みはないので簡潔にいきます。
上の茶番のあと何があったかというと、まずiPodの再起動を試されます。無論直りません。次に設定のリセットを試されます。やはり直りません。更に初期化してみるか?と提案されます。絶対意味ねーだろと内心ずっと突っ込みまくっていましたが、迂闊に口を挟んで交換対応をしてくれなくなってしまうと困るのでやはり黙って作業を進めてもらいます。
初期化はMBAで行います。このためだけに持ってきてもらったのか、このパソコン…と他の方のサービスの質の低下に繋がるのではないかと勝手に心を痛めていました。
そんなこんなで初期化も終わり、MBAに入っている音楽をちょろっと入れてもらって、いざ!…となる予定だったのですが既にクリッカー音が右から出てないというロイヤルストレートフラッシュっぷりで検診が終わります。

艱難辛苦を乗り越え、やっと交換手続です。幸いなことに交換機の在庫はあったので、その場で交換してもらえました。
交換機の保証などの説明を受け、手続きなどを進め、最終的にお値段は税込みで11016円。iPod classic (Late 2009)という部類です。この値段はAppleのウェブサイトにも載っているので、保証が切れたAppleの端末を持ち込んでみようという方は一度確認しておくとよいでしょう。
支払いは現金のみかと思っていたのですが、カードも使えました。サインの方法がとても現代!というシステムが使われていて若干の感動。というかGenius Barで一番楽しかったのがここです。

特になんの利便性も追求していない記事になってしまいましたが、もし同じような状況で持込対応をしてもらおうと言う時にはなんとなくの空気を察して頂ければよいのではないかと思います。

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