英語のアナグラムを生成できる 『Anagram Solver』

日本語圏においてもアナグラムという言葉は既に認知されています。
いざ考えてみると意外にも思いつかなかったり、大脳新皮質が突然変異でも起こしてミラクルな怪/回文章が出てくるかもしれません。
いつでもPCの前に座ってじっくり考え込める状況であればよいのですが、期せずして電車内でアナグラム欲を刺戟されてしまうことも、ないとは言い切れないです。
そのような時にすぐ対処できるよう、この『Anagram Solver』をお手元のAndroidデバイスにインストールしておきましょう。
いささか無理のある導入文です。

正確にはこの『Anagram Solver』は「アナグラムを生成する」ためのアプリケーションではありません。
クロスワードパズルなんかをクリアするために使ってもらうためのアプリとしてリリースされているようですが、特にアナグラムを作れる(候補を出す)と言ってしまっても問題はないでしょう。
インストール後、特に複雑な操作は要しません。好きな単語を入力してみて、気に入ったアナグラムがあれば使ってみる、といったところです。

リードモアにヘルプ文の意訳を載せておきます。特に難しい英語ではないので、自分で読んでみてもなんとかなるとは思いますが、どうしても日本語で読みたいという方はどうぞ。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.pigdogbay.anagramsolver


Anagram Solver

ヘルプはメインの画面(検索画面)で左方向にフリックすると現れます。
上から順に、項目に沿って書いてあります。

Anagrams
これは言わずもがな、アナグラムの機能の紹介です。ヘルプのサンプルには”steam”というスペルを入力すると、”mates” “meats” “tames” “teams” がヒットする、といったように解説されています。

Sub-Anagrams
これは字余りの候補です。例えば、”helplessness”で検索をすると、”senseless (hpl)”といった検索結果が現れます。”helplessness”は12文字ですが、”senseless”は9文字です。3文字余っていることになります。これは直接的なアナグラムではありませんが、発想の手助けになると思います。この候補は3文字以下の字余りアナグラムのみ表示されます。

Two Word Anagrams
つまり2単語以上のアナグラムです。これは2単語以上で検索した場合のみ出現します。例えば当ウェブサイトで使っている、”Otherworldliness”という単語は長いスペルですが、このスペルを入力しても検索結果に”worthless leonid (r)”のような検索結果は出ません。また、検索語の区切りは半角スペースですが、3つ以上に分割しても認識されません。”solid state squad”で検索しても実際に検索されているのは”solid state”まで、ということになります。

Missing Letters
これはワイルドカード的な検索です。例えば、”solid”と”squad”は最初のsと最後のdを共通して持っています。検索語に”s…q”と入力すると、”…”(ドット)がワイルドカードとなり、この場合はs◯◯◯dという単語を検索できます。ドットの数で文字数を決定します。この場合はドットを3つ入れたので、合計5文字で、最初がsで最後がdで終わる単語を検索したことになります。

Shortcuts
「rから始まる6文字の単語」のような検索がしたい時に役立ちます。”r5″と検索するだけで候補が現れます。”r6″と検索するとr+6文字ということになり、合計7文字の単語がヒットするので、そこだけはご注意ください。数字がそのまま文字数を表します。数字の前は何文字でも構いません。例えば”ac6″と検索すれば”ac ademic(アカデミック)”などがヒットします。

Wildcard
名前の通りワイルドカードですが、これは後方一致検索と考えたほうが良いでしょう。「#」を頭につけて短めの文字列で検索すると、その文字列が最後にくる単語を検索できます。
サンプルでは#aceと検索させています。”face” “hyperspace” “peace”などがヒットすることになります。

Dictionary Defenition
辞書検索です。と言っても、このアプリケーションに辞書機能は内蔵されていないので、ブラウザを呼び出してGoogle検索をすることになります。

Share With Friends
答えが分かったり、アイデアを閃いた時にお使いください。共有機能です。

以上がヘルプの各項目の説明です。注意するべきは検索できるワードの数でしょうか。同時に2単語までしか検索できないので、それ以上の検索には他の手段を用いるか、自分で考えることになります。

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