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ドメインハックとは
Wikipediaに書いてあります。(超投げやり)
トップレベルドメインには(一般人が扱えるものには)ccTLDとgTLDとsTLDの3種類があります。ただ残念ながら、ccTLDは条件を満たせず取得できないことも多いです。
例えばドメインハック的にはほとんど面白みのない.jpドメインは、日本に居住している(住所がある)ことが証明できないと取ることができません。
それを逆手に取ってサービスにしているレジストラも多いです。これはドメインハックで遊ぶためというよりは、その地域で真面目にビジネスをするためのサービスになっていることがほとんどです(つまりすごくサービス費が高い)。
英語の場合はあまり遊べるドメイン(語尾)がないのですが、日本語だとそこそこ幅があります。
この記事はそのリストと、購入先を簡単にご紹介します。
日本語で遊びやすそうなccTLDリスト
アツめ(主観)のリストです。日本語としての響きだけでリストアップしています。
記事を書いた25年11月現在、登録者の住所が不問なドメインを挙げています。
ただそれ以外の条件については細かく確認していません。
例えば登録時にパスポートの情報が必ず必要だったり、レジストリの規定でWhois情報を隠せない場合もあります。
気になるドメインの情報は先に調べるのをおすすめします。
一例として、.ga の情報はレジストラであるRegeryのサービスページなどで確認できます。
何文字からドメインが作れるのか、といった情報もあり読んでいるだけで楽しいです。
| ccTLD | 国 | 狙える意味 |
| .be | ベルギー | 「べ」が語尾にくる言葉 |
| .co | コロンビア | 「こ」が語尾にくる言葉 |
| .do | ドミニカ | 「ど」が語尾にくる言葉 |
| .ga | ガボン | 「が」が語尾にくる言葉 |
| .ge | ジョージア | 「げ」が語尾にくる言葉 |
| .ke | ケニア | 「け」が語尾にくる言葉 |
| .me | モンテネグロ | 「め」が語尾にくる言葉 |
| .mu | モーリシャス | 「む」が語尾にくる言葉 |
| .nu | ニウエ | 「ぬ」が語尾にくる言葉 |
| .pe | ペルー | 「ぺ」が語尾にくる言葉 |
| .ro | ルーマニア | 「ろ」が語尾にくる言葉 |
| .ru | ロシア | 「る」が語尾にくる言葉 |
| .se | スウェーデン | 「せ」が語尾にくる言葉 |
| .si | スロベニア | 「し」が語尾にくる言葉 |
| .so | ソマリア | 「そ」が語尾にくる言葉 |
| .to | トンガ | 「と」が語尾にくる言葉 |
価格について
値段の確認は https://tldes.com/cheapest-domains などを参考にされるとよいと思います。
もしちゃんと保持し続けるつもりなら、取得時の価格だけでなく、更新費用がいくらなのかも確認しておくと翌年の自分が救われます。
ちなみに、このリストの中だと.do / .mu / .pe / .so の4つはやや高めです。現在のドル円で取得費用が5,000円以上になると思います。
レジストラ(購入先)に関してはあまり参考になる情報ではありませんが、私個人としてRegery、Dynadotは使ったことがあります。
決済通貨は米ドル、インターフェースも英語のみですが、日本のレジストラで購入・運用するときと基本的な設定項目は同じなので、慣れていればどうということはありません。
この他、価格面で強そうなのはSpaceshipでしょうか。使ったことはありませんが…。
ちなみに、日本語で購入・運用という場合にはゴンベエドメインが真っ先に候補になりますが、この円安ドル高の環境下においてもちょっと高いかもしれません。ただドメインによるので、値段は見ておいてもいいかも。
その他の日本語ドメインハックできそうなccTLD
日本語を読解できるとうれしい(?)ccTLDです。シンプルにそれだけでリストにしています。
先程のリストでは省いた、「日本に住んでいると通常の手続きでは取得できない」ドメインなども含まれているので、just curiousな温度感で覗くのがよいと思います。
おわりに
名字っぽいドメインは取得されてるもんなんだな、と調べながら思いました。
確かに .se などは「*瀬」のような名字の方が作りやすいなと。
日本から取得する手段が少ないからか、.ke などは穴場かもしれません。hikiwa.ke(引き分け) とか色々遊べます。
だからなんだという記事ですが、.comや.netで欲しい文字列が取れない、プロフィール用のおもしろURLが欲しい、などのシチュエーションに対応できるかもしれません。