新進気鋭のLast.fm Scrobblerを紹介します。今のところ私が使っているプレイヤーアプリでは全てScrobbleできています。感動モノです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.peterjosling.scroball
私が普段PioneerのXDP-100Rを使っていることはかねてより記事にしていました。
時折褒めつつもやはり不満が多く、その最たるもののひとつが「Music App(標準プレイヤーアプリ)がLast.fmのScrobbleに対応していない」というものです。何を再生してもScrobbleされない。
Last.fmのScrobbleに関しては、一度取り始めるともう取れないと気が違ってしまうような精神状態になります。私の付近に患者はいませんが、コミュニティを見る限り、私と同じような症状の人間は世界中にいるようです。
何かを一度知ってしまうと、二度とそれを知らない体には戻れなくなってしまうんですね…。
それはさておき、AndroidでのScrobbleについて、これまでの状況をまとめてみましょう。
Scrobbler(アプリ)はLast.fm公式アプリ、Simple Last.fm Scrobbler、Scrobb for Last.fmあたりが著名です。
私はSimple Last.fm Scrobblerを使っていました。意味もなく公式アプリの方もインストールしていましたが、二重Scrobbleの原因になりかねないのであまりオススメできません。
また、実際にはどれを使えばよかったのか、という話ですが、Simple Last.fm Scrobblerを使えば大抵の再生アプリと連携できます。以前紹介したPulsarや、AIMP、Poweramp、Rocket Player、Neuton Music Playerなどなど、「音楽再生 アプリ」といったキーワードでGoogle Playストアを検索した時に、上位にヒットするアプリはほぼ網羅しています。
ただ、前述のようにMusic(Pioneer / ONKYOのDAP用アプリ)ではログが取れません。ついでに今私が愛用しているfoobar2000もダメそうでした。
ダメと判断している根拠は、Simple Last.fm Scrobbler内のEnable Appsを確認してそう判断しています。Music、foobar2000は一覧に出てこないわけです。
というわけでScroball for Last.fmの話ですが、ここまでに登場したプレイヤーアプリの全てについてScrobbleが通ります。素晴らしいですね。
特にMusicでの再生曲も取れるのが驚きです。これまでどのScrobblerを使ってもログが取れなかったのですが、Scroballでは取れます。
実際のアプリケーションの画面は至ってシンプルで、下部に広告が表示されます。
広告については、240円を支払うことで外すことができます。
Musicを使う上では1つだけ難点があり、アプリ上では二重、もしくは三重でScrobbleしているような表示がされてしまいます。
なお、foobar2000のScrobbleでは問題なく1曲分で表示されています。
ただこれに関しては実際のScrobbleには影響がないらしく、Last.fmのユーザーページでログを確認すると問題なく1回分で記録できています。
なぜ重複した表示になってしまうのかは私には分かりませんが、他のアプリでScrobbleできなかった原因の1つとも考えられます。私としては正確にログが取れていればなんでもいいのでこの辺は大した問題ではありません。
今回この記事では話題として取り上げませんでしたが、Spotify等のサービスでの再生でもScrobbleできるようです。Spotifyは標準で対応していますが、対応していないサービスではより有用と言えそうです。
昨年の7月に端末を購入してからどうしても達成できなかったMusic AppでのScrobbleがついに行えるようになり、本当に感動しています。
ただ、今更Musicを普段使いする気はなく、先程から何度か出しているfoobar2000で十分です。文字化けもしないし。
ただ、同じような悩みを持っている方はもしかしたら居るかもしれないと思ったので、久しぶりに記事を書きました。参考になれば、この記事を書くために使った40分間も報われるというものです。
記事を書き終わったので240円払います。Scroballは最高です。
これであなたもよいLast.fmライフを!
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