ファイルの完全削除でセキュリティレベルの向上を図れる「Eraser」

PCや携帯電話というのは最早個人情報や機密情報の宝庫となっている昨今ですが、PC、というかOSの基本的な機能に「ごみ箱」があります。WindowsでもMacでもフリーで配布されているOSにもまず搭載されています。
今回は特にWindowsのごみ箱についての話ですが、まあ、ある程度PCにも慣れ、基本的な操作を身につけた方は既にご存知だと思いますが、「ごみ箱」から普通に削除したデータは、一部ならば復元し、第三者が閲覧することが可能です。場合によっては全て復元できる可能性もあるでしょう。
復元させるためのソフトウェアはフリーで配布されています。そのほとんどが使い方も特に難しくなく、誰でも扱うことができます。要するに、誰でもあなたのHDDの中身は復元できるということです。もちろん全てを復元するのは難しいですが。

そのような復元を未然に防ぐ為に、こちらはデータを完全に削除しなくてはなりません。
「ごみ箱」から削除するだけではダメということは、何か別のソフトウェアを使用することになります。

回りくどい文章から入りましたが、今回の記事にしたEraserはそういうことができるソフトウェアです。
この手のソフトウェアでは最も有名なものの一つです。Eraserはインストールして使うことになる多機能なソフトウェアですが、アイコンにドロップして手軽に完全削除が行えるようなソフトウェアも配布されていますので、目的と用途に合ったものをお使い下さい。

http://eraser.heidi.ie/
Image


言語は英語です。といっても設定項目なんてたかが知れている数しかないので、日本語化する必要もほとんどないでしょう。
したい場合は最新より少し古いバージョンで行えるのでそちらを使用して下さい。

インストール時のオプションについては一番上のTypicalで十分でしょう。その辺は個人でお選び下さい。
あとはおもむろにインストールを進めます。


インストール後、タスクバーにアイコンがあるのでそこを右クリックするか、デスクトップに作成されたアイコンなりからメインの画面を呼び出します。最初に設定を行うと後がスムーズです。

User interface language : 言語設定。基本的に英語です。
Integrate Eraser into Windows Explorerにチェックを入れていると、エクスプローラーでのコンテキストメニューにEraserが項目として増え、そこからファイルを削除することができます。

ここまでは基本何も動かす必要はないと思います。

Default file erasure method : デフォルトのファイルの削除の方法を選択します。好きな方法にすればいいのですが、Gutmann(35 passes)は相当時間がかかる上に個人レベルではそこまでの完全な削除は必要ではないはずなので、精々7 passesの方法のどれかから選べば十分だと思います。完璧主義な方にはGutmann(35 passes)をオススメします。
Default unused space erasure method : デフォルトの未使用領域を埋める(既に削除したファイルを復元できないようにする)方法を選択します。これも上記と同じくGutmann(35 passes)が選べますが、まあ7 passesから好きな方法を選べば十分。
Randomness data source : ひとつしか選べないのでそのままになります。
ここより下のチェックアイコンは基本的にいじらなくても大丈夫です。
Replace erased files ~は除外ファイルの設定です。そこに設定したファイル、フォルダは削除の対象から外れます。

設定はこんな感じです。最初に設定を行うといいなどと書きましたが、ぶっちゃけ初期設定で十分動くのであまりこの作業は重要でもないかも知れません。Gutmann方式はほぼ確実にデータを滅却できます。

あとは削除なのですが、削除はメインのウィンドウにファイルやフォルダをドロップしたり、右クリックからEraserで削除したりするだけです。確認のダイアログは出ます。
Eraserで削除するともう二度と復活させることはできませんので、ごみ箱とは違い少し心構えを持って望みましょう。


また、Eraserではスケジュールを作成して時間にファイルを削除させたり、削除済みのファイルにデータを書き込むことができます。
メインのウィンドウから右クリック、New Taskを開いてスケジュールを作成します。

Task Name :なんでもいいでしょう。フォルダ名などを書いておくとどのフォルダの削除を行うのか一目でわかります。
Task Type : 上から 手動、すぐに実行、再起動時、自動実行(予定)
Recurringを選択した場合は隣のタブから予定を設定しましょう。

あとはAdd Dataから削除するファイルなどを設定しましょう。ゴミ箱の定期削除も行えます。

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