CDから音楽をインポートする際、iTunesを利用して不可逆形式に変換している方は多いかと思いますが、PCでオーディオを楽しむ皆さんは可逆形式に変換し音楽を保存していると思います。
私の場合、iTunesを利用することはまずなく、EACを使用して可逆形式(ape)+cueシートの形で出力しています。
この場合、再現される音楽ファイルは大きなサイズの1つのファイルになっています。 このファイルをCUEシートで管理するのが定番ですが、場合によってはこの1つの可逆ファイルでは不便な場合があります。
CUEシートは再生時にプレイヤーに読み込ませて曲目や曲情報を扱いますが、今回はファイルを分割するために使用します。
非常に手軽に可逆ファイル、ないし不可逆ファイルを分割できます。
対応ファイルは下記となっています。
pcm WAVE, MP3, FLAC, APE, OGG, WMA, MPC, WV and TTA
Medieval software – Medieval CUE Splitter
http://www.medieval.it/cuesplitter-pc/menu-id-71.html
使い方
ドラッグアンドドロップでCUEシートをMedieval CUE Splitterに読み込ませ、分割!というなんとも分かりやすいボタンを押下するだけで分割作業は完了します。
ただその前に、ファイルマスクで出力ファイル名を決定しておくと後にいちいち編集しなくても済むので、ここでやってしまった方がいいでしょう。
デフォルトの形式は
(Track No.) [Artist Name] Track Name
カッコも反映。(%n) [%a] %t がそのまま反映されています。
私の場合、アーティストネームはファイル名に入れないことにしていますので、修正するとこんな感じです。
%n – %t
トラック番号と曲名のみ
Track No. – Track Name
%n %a – [%T] %t – %y
トラック番号とアーティストネーム、アルバム名、曲名、発売年
Artist Name – [Album Title] Track Title – Year
など、自分の好きなファイル名に修正することができます。
他にも、ファイルの1文字目を大文字にする(アルファベット)機能や、スペースをアンダーバーに変換する機能など、ファイル管理に役に立つちょっとした補助機能を揃えています。
CUEシートのお供にインストールしておくのもオススメです。