ネット回線の契約を変更しました [So-net 光コラボ → DMM光]

※有線接続を前提として記事を書いています。なお、So-net時はPPPoE接続、DMM光時はv6プラス(IPoE)で接続しています。So-netでv6プラス使えばよかったんじゃない?という話でもありますが、今回は経験も兼ねてプロバイダを変更しています。
記事を編集し始めたのは2018年3月26日です。

タイトルの通り、So-net光コラボを解約し、DMM光を新たに契約しました。
私は昨年転居をしているのですが、転居先(つまり今住んでいるところ)でSo-netの光コラボの回線を契約しています。

とても無難。

かなりいい加減に手続きを進めた(早くネットが繋がってほしかった)、全然比較検討などをせずに不動産の仲介会社の紹介で契約をしています。
これがそこそこ失敗で、毎晩の回線速度はお世辞にも良いとは言えない状況です。

これは先週月曜の23時に測定しています。

12Mbpsも出てれば十分、という方は少なくないと思いますが、そこそこインターネットをヘヴィに使う身としては心もとない数字です。
このスクリーンショットを撮った日はむしろ高スコアで、平均は5Mbps(同時刻)くらいです。
明け方や平日昼間は20 ~ 30Mbpsが安定して出ていることは確認しています。

これは同じ週の水曜日23時です。計測用サーバは変わっていますが、どこで測っても大体同じようなスコアが出ていました。

いやいや、そもそもこの光回線の時代に12Mbpsって何?という感想ももちろん出てきます。
これに関しては、VDSL方式で「光回線」と謳っている住居に住んでいる以上、仕方がありません。
(VDSL方式は理論値で100Mbpsの回線速度です)

そもそものボトルネックに嘆いても何も産まれないので、とりあえず自宅内の設備を確認します。
・PCのEthernetポートの性能
・他PCのソフト面の諸々
・ルーターの性能
・ONUからPCまでのLANケーブルのスペック

それぞれで1000BASE-Tやら1Gbpsなんだかの数字が書いてあれば大抵は問題ありません。
言うまでもなく私の部屋の設備には問題がありません。
アクセス先のサーバーが混んでいるとか、そういうことは考え始めたらキリがないので身近なところだけを確認していきましょう。

こうなってくるともう原因はフレッツ光かSo-netにしかありません。
とにかくプロバイダのせいにしたかったので、プロバイダを介さない通信経路でフレッツ光のサーバーと接続してみます。月曜23時頃に計測しました。

インターネットチョロすぎませんか?

やってみたい!という方は下記リンクからどうぞ。IPv4接続だと設定が少しややこしいです。
上の画像は記事用に撮ったためIPv6で接続していますが、IPv4でも結果は測定しています。ほぼ同じ速度が出ていました。
https://flets-east.jp

ちなみに、ここでの測定結果が悪いとたぶん根本がダメなので、auひかりやNURO光を契約する必要が出てきます。
今回の場合、(VDSLという現実を無視すれば)速度が出ているので、ほとんどプロバイダ(So-net)のせいと言って間違いないでしょう。

ここまででやっと原因が突き止められたので、心置きなくプロバイダ変更に取り掛かることができます。
しかし、現在の契約プランは「So-net 光 コラボレーション」です。つまりフレッツ光とプロバイダの抱き合わせなので、プロバイダだけを解約するということができません。
いわゆる「転用」はこの場合できません。So-netに解約金を払い、改めて次のプロバイダと契約する必要があります。
記事のネタにもなるし、ほんの少しでも希望があるなら、ということで解約金は払うことにしました。どうせ残り1年以上あるし。解約金は18,600円です。

プロバイダ変更の決断をした後は、乗り換え先のプロバイダを探します。
BIGLOBE、@nifty、plala、IIJ、等々検索すればいくらでも候補は出てきますが、今回はDMM光に決めました。
理由としては周辺の住人がDMM光を契約していなさそう、というのが一番です。
最重要なのは通信速度ですが、どんなに高速な回線を謳っていたとしても、そもそもこのマンションはVDSLなので聞くだけ虚しいだけです。

3月26日に申し込んで、DMM光からの電話連絡を待つことに。
連絡があったのは4月6日でした。さすがに引っ越しシーズンなのもあって、10日くらいはかかってしまうようですね。私は全然急いでいないので全く問題ありませんでした。
電話では、本人確認の他、工事日程の決定、速度の話(VDSLのことを理解していると話が早い)、現在のプロバイダの解約(ONUの返却など)のお願い、月額料金、解約料金、などが説明されます。申し込み前にネットでめちゃくちゃ調べているので大体全部分かっています。

というわけで工事日も決まったので残りの作業は憎きSo-netの解約のみです。
ネットから解約できます。Sonet 解約とかでググるだけです。
光回線設備残置に同意など、一瞬うろたえる項目がありますが、最終的にやることは借りているONU(と付随ケーブル)の返却だけです。

手続きの後、1週間くらいで返却物を出すための書類などが送られてきます。
送付先などは全てそこに記載があり(ゆうパックで返却)、機器を放り込んで郵便局やローソンとかでさよならするだけです。
今回はできる限りネットの不通期間を短くしたいので、工事日の1日前に郵送できるようなスケジュールで動きました。解約申し込み日から数えて2週間で全て終わらせています。
というか、このレンタル機器の返却期日って特に書いてないんですね。「返さないと金を払わせるぞ」とは書いてありますが。
参考 : 重要説明事項
https://www.so-net.ne.jp/signup/kiyaku/important/collaboration.html

なお、最終的な解約日(回線廃止工事日)は5月1日でした。この日をもって契約時に通知されていたIDやPWが無効になり、So-netからのサービスが終了します。
…と思っていたのですが、5月2日現在、まだ回線自体は生きています。IPv6接続サービスは解約通知が着ていました。というかこれ、5月分も請求されるってことですよね?

残りは乗り換え先のDMM光の通知です。
これに関しては、「工事の実施から2日後を目安に通知します」という旨が事前に連絡されていました。
工事日の決定の通知(メール)に記載があり、今回だと4月末日がその工事日だったため、GW中の5月2日がメール送信日となるはずです。
私の場合はその翌日にメールで開通通知がありました。今回のプランはv6プラス (DMM光 マンションタイプ v6プラスタイプ接続プロバイダ)なので、それに対応したルータで接続すれば、PPPoE接続時のID/PWなどの設定は必要ありません。逆にID/PWは発行されないので、必ず対応ルータを用意する必要があります。
参考 : DMM光 サポートページ
http://help.dmm.com/-/detail/=/qid=45467/

ちなみに私はWN-AX2033GRを使用しています。
GR2が後継機ですが、機能的にはGRで十分なようです。

これはルータの管理画面です。v6プラス接続設定にしています。専用項目があります。

これでやっとSo-netからDMM光にプロバイダを変更することができました。5月に関しては二重請求となるので、多少財布がしんどい状況ではあります。
記事の冒頭でも書きましたが、So-netでもこの「v6プラス」は既に提供が始まっています。解約金などは払いたくないけれど、PPPoE接続が遅いとお悩みの方は試してみてもいいかもしれませんね。
ただ、先述の通りv6プラス(IPoE)に対応しているルータを用意する必要があります。解約金に比べたら安いものなので、プロバイダ変更は面倒だけど…という場合には是非用意してみてください。

件のルータに関しては、ここからお買い上げ頂くと私にお金が入るリンクを置いておきます。

私にお金が入らないリンクも置いておきます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N52YCAX/

So-netから違うプロバイダに変更したいと考えている方は、この記事の流れに沿って行って頂ければ実施できると思います。あえて結論を先に、とか分かりやすく、とかは考えず、初めから終わりまで順番に書いています。

回線が遅い(フレッツ光の接続テストでは速い)という方は、v6プラスの申し込みとルータの買い替えでどうにかなる可能性があるので、同じような状況の方はまずそっちを試してみるといいと思います。ルータは7000円くらいで買えるし。

なお、計測した時間帯が異なるため、単純比較はできませんが、乗り換え後の速度はこんな感じです。

DMM光のv6プラスで接続しています。

So-net がAUに変わっていますね。auの回線じゃないんですけど。
ゴールデンタイムである平日21-24時頃がどうなるかが楽しみです。
ただ、どんなに頑張ってもVDSL方式なので、速いとはいえこんなもんなのが悲しいところです。

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