SONY WALKMAN NW-A306を購入しました & 軽くレビュー

以前の機種も購入しています。その時の記事はこちら。

SONY WALKMAN NW-A105を購入しました & レビュー

本体画像
ブルーの32GBモデルを買っています。
背後に写っている紙は本体を包んでいたものです。

購入経緯

NW-A105を買ってから早くも3年以上経ち、さすがにバッテリーがやや摩耗し1日保たないことが増えてきました。
またアルバムアートワークの画像類のキャッシュファイルがバカにならないサイズになってきたため、本体容量が16GBでは足りない(とOSが執拗にメッセージを出してくる)状況になり、ちょうど新機種も出たし買い替えるか!という流れです。

使用感について

自分で気になった部分だけ取り上げています。

外見

サイズがほぼ変わらなかったのがありがたい。
ヘタに大きくされてしまうと携帯性が失われて、スマートフォンと一緒に持ち運びにくくなるからです。

NW-A100シリーズNW-A300シリーズ
外寸W 55.2mm x H 98.9mm x D 11.0mmW 55.7 mm x H 98.2 mm x D 11.8 mm
重さ103 g113 g
ほんの少し横に大きく、縦に小さくなり、若干だけ重くなっていますね

比較する写真を撮るのを忘れたのですが、本当にほとんど同じなのでなくてもいいかなというレベルです。

大きさはほとんど変わりませんが、デザイン面は少しずつ変わっています。

背面

NW-A100シリーズは背面がフラットでしたが、NW-A300シリーズでは波のような加工が施されています。
こちらの方がオシャレですね。ただケースを着けちゃうので普段は見えませんが…。

側面

(ケースを着けてしまった後の写真ですが)側面も前のモデルと異なり、角ばったデザインになっています。前のモデルは湾曲するようなデザインでしたね。
ちなみにボタンの形も少し異なります。

ほとんどマイナーチェンジという印象で、使い勝手が大きくNW-A100シリーズと異なるということはありません。

音質

音質面についてはA100シリーズを買った頃からあまり気にしておらず、今回のA300シリーズについてもノーチェックで購入しました。
とにかくバカデカい容量の外付けストレージ (microSDXC)が挿せて、アプリがスムーズに動いてくれればなんでもよいので…。

環境としては音質設定から「ソースダイレクト」をONにし(A100シリーズにもある機能です)、イコライザ類を使用しない状態でFAudioのPassionを直挿しして聴いています。
再生した曲はラテラルアーク – Imyなど。ソースはハイレゾではありません。

全体の傾向としてA100シリーズより若干クリアな音になりました。どこかの音だけよく聞こえるようになったわけではなく、全体的に出せる音の領域が広がった印象を受けています。
たまにこの手のレビューで音が粒立つ、的な表現を見かけますが、概ねその話じゃないかと思います。

…とまで書いたのですが、正直違いはあんまりわからないレベルです。プラシーボでなんか新しい製品だからそう聞こえてるだけっぽい、という話でも全然おかしくないレベルです。

動作

NW-A105の最大の欠点はもったりした動作です。
つまりマシンパワーが貧弱で、ストリーミング端末を謳う割にはSpotifyといったアプリを動作させるのもややしんどい。実際私はNW-A105では手元のソースだけ再生することにしていました。
CPU-Zなどを使えば具体的なスペックも分かりますが、この記事では面倒なので調べていません。

NW-A306は体感でもマシンパワーが上がったことが分かり、常に感じていたもったり感がかなり軽減されています。
私は普段foobar2000を使用していますが、スクロールや再生までのラグが減り小さなストレスがかなり少なくなりました。

音楽を再生することだけ考えればそれほどマシンパワーは要らないと思いますが、そもそもOSを起動したり曲を選んだりといった動作がスムーズになったのは非常によいアップデートです。
もちろん言うまでもありませんが、NW-A306でも重たいゲームは動きません。

まとめると

NW-A105を使っていて少し不満に思えた部分が改善され、よりオススメしやすいDAPにアップデートされたと思います。
その分お値段が若干上がっていますが…(オープンプライスですが)

ストリーミングWALKMAN、とNW-A100シリーズから謳われていますが、やはりこのシリーズはiPod classicというプロダクトに囚われた地縛霊みたいな皆さんにぜひ使って欲しいDAPです。
大容量のmicroSDXCの値段も大分落ち着いているし、令和5年こそ古いPCに眠らせたあの頃のmp3ファイルを掘り返してみるのもよいのではないでしょうか。

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