コンポーネントをインストールするだけで聴けるようになる
foobar2000には多数のコンポーネントが存在していることは周知の事実です。
その中でも、特にゲームファイル(ROM)から吸い出した音楽ファイルを再生するためのコンポーネントが存在しています。特に、vgmstreamは積極的に開発が進められており、更新頻度も高いコンポーネントです。
以前、と言っても随分前になりますが、ゲームサウンドを再生するための方法をKbMedia Player等を用いて再生、更にのこも Decoderを使用してそのファイルをwavファイルにデコード、という作業の手順を記事にしたことがあります。
今回はその方法を取らず、前述の一連の流れをfoobar2000で賄おうというものです。
なお、生成されるファイルが環境によっては再生できない場合もあります。
http://www.foobar2000.org/ (ソフトウェア本体)
https://www.foobar2000.org/components/view/foo_input_vgmstream (コンポーネント)
使い方
foobar2000をインストールし、foo_input_vgmstreamをComponentsから導入すれば準備完了です。
使用するものはfoobar2000の標準機能である、[Convert]だけです。
対象の音楽ファイルをプレイリストに表示させ、コンテキストメニュー(右クリックメニュー)から[Convert]を開き、好きなフォーマットに変換するだけで処理が終わります。
例えばWiiのゲームディスクからイメージを吸い出し、.brstmファイルを入手できたとします。
vgmstreamをインストールしていれば、.brstmファイルをfoobar2000で再生できるはずです。
あとは再生しながら[Convert]を実行すれば.mp3ファイルや.wavファイルに変換することができます。
もちろん非可逆圧縮形式から非可逆圧縮形式に変換しているのと変わらないため、品質そのものは劣化していくことになります。当然、可逆圧縮形式に変換しても同じです。
ちなみに、例に出した.brstmファイルは非可逆圧縮形式です。foo_input_vgmstreamをインストールし、[Detail]を開くと確認できます。(ゲーム内の音楽ファイルで可逆圧縮形式が採用されることは、容量の問題からほぼ確実にないと思われますが)
vgmstreamが対応しているファイルであれば、この方法で基本的には全て変換することができます。
例えばSFCの.spcファイルなどもこの方法で可能です。
各サウンドファイルのままではタグ付けなどがしにくく管理がしにくいですが、一度.mp3ファイルなどに変換できればタグ付けなどが可能です。
サウンドトラックが出ていないNintendo 64のゲームなども、ROMの吸い出し環境があればサントラ化できます。
非常に簡単に再生環境を整えられます。foobar2000が使える方はお試しください。