※2008年公開の記事を再編集しています。
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エクスプローラーのフォルダアイコンが分かりにくい
Windowsのファイル管理システムはエクスプローラーです。
最近やっとダウンロードフォルダが下方向の矢印になったり、OneDriveにはクラウドアイコンが付いたりと視覚的に情報が分かりやすくなってきていますが、未だに通常フォルダについては昔ながらの黄色いフォルダのみです。
もちろんシステム上変更できることは分かっていますが、あまり使い物にならないというか、一見して用途がパッとイメージできるものに変更しにくいのが難点です。
そんな時、用途別にフォルダアイコンを設定できるソフトウェアがあったら便利ですよね。
言うまでもありませんが、そんなソフトウェアが存在しているのでご紹介いたします。
http://foldermarker.com/en/folder-marker-free/
使い方
至ってシンプルです。
インストールしてFolder Markerを起動し、アイコンを変更したいフォルダ選んだ後、Applyするだけ。
スクリーンショットのように複数のフォルダを同じアイコンに一括で変更することができます。
カラーリングは無料版で13種(Windowsのデフォルトカラーを含む)となっており、これだけあれば十分でしょう。
また、『Main』タブには機能的な意味合いが含まれたフォルダアイコンがセットされています。
『User Icons』タブは名前の通りユーザーでアイコンを追加することができます。
ここに追加するとフォルダにアイコンとして設定できるようになります。
無料版では10個まで追加することができます。有料版のHome、Proであれば無制限に追加していくことができます。
設定の戻し方
これも簡単です。
まず設定をデフォルトに戻したいフォルダをリストに入れます。
その後に『Action』→『Restore Default Icon For Chosen Folder(s)』で完了します。
また、変更したアイコンを全て一括で戻したい、という場合には『Rollback All Changes』で全てリセットできます。
終わりに
このソフトウェアは個人利用は無料で大丈夫ですが、オフィスなど仕事で使う場合にはProを購入する必要があります。
http://foldermarker.com/en/compare-versions/
Pro版ではネットワークフォルダも変更できるようになるそうです。部内で利用するファイルサーバーなどに利用できるということですね。
日本の複合機メーカーなどもファイル共有時の様々なルール付けを分かりやすくするサービスを作っていたりしますが、意外とFolder Markerくらいシンプルな変更の方が理解されやすいかも知れませんね。
価格はおよそ$35です。
http://foldermarker.com/en/folder-marker-pro/
個人利用の場合には無料版で十分かと思います。
ユーザーアイコンが設定できるので、よく使うフォルダに好きなデザインのアイコンを設定するのもいいかもしれません。
今であればTwitterにシェアした画像はここ、とかそういう使途でも活用できそうですね。